一定の条件とは

当アカデミー全体で共通するディプロマ(認定状)をお渡しするための条件です。

人のケアに関わる仕事ですので、

自分のことを癒し理解できていないまま人の繊細な部分に触れることや専門家としての倫理も知らずにいる

そういう方は簡単に人を傷つけてしまいます。
人のケアを行う業種に従事されていてこれらのことが守られていないと犯罪と同様であると言われています。

これができているから大丈夫、ではなくあくまで最低限の条件を指定させていただきました。

1.専門家倫理を学び、理解していること

2.30回以上カウンセリングを受け、自分と向き合っていること

3.グループワークショップにて3回以上主役をしていること

4.コミュニケーション講座を修了していること

5.バウンダリー講座を修了していること

1.について

これは大前提すぎるかもしれませんが、実際に守れていない方もいるためしっかりと明言させていただきます。

教科書として「援助専門家のための倫理問題ワークブック/著ジェラルドコウリー」があります。これは大学などでも指定されている本です。

プロでも落ち着いた時に読み返しはっとさせられることも多いのです。ぜひ重要なところは抑え、持ち歩くくらいの感覚でいましょう。

 

2.について

学長の通っていた大学院でも同じような決まりがありました。

常に自分を理解し尊重しているからこそ人と向き合うことができるのだと思います。

 

3.について

カウンセリングよりも癒しの力が強いのがグループワークショップです。

実際にカウンセリングよりもより感情が溢れ、その人個人の深層心理が出てくるのです。

そういった意味でも2に加えてこちらも条件として追加させていただきました。

 

4.について

もちろん当アカデミーでも教えますし、学ぶ場はたくさんあります。

コミュケーションは会話だけではありません。人と関わることを仕事とするこの世界では何よりも重要な事柄です。

 

5.について

バウンダリーとは境界線です。

お金や持ち物、時間や感情。すべての事柄に共通して境界線は存在します。

境界線って一体なんだろう、という方も多いと思います。

そういった方のためにしっかり当アカデミーで学ぶことができますので不安に思わず興味だけ持っていてくれれば大丈夫です。

 

 

以上5つをディプロマ(認定状)をお渡しする一定の条件とさせていただいています。

なぜこの条件なのか、具体的にどういった意図があるのか。まだまだ伝えきれないことも多いので是非講師陣に聞いてみてください。